豊かで、うるおいのあるくらしのために… 充実の介護福祉サービスをご提供致します!
食べる

「食」は、生きるの基本。

食べることで、暮らしが愉しくなります。食べることで、健康を保ちます。

  • 好きな食べ物は何ですか?
  • 嫌いな食べ物は何ですか?
  • 飲み物は何が好きですか?熱いお茶?コーヒー?

いつまでも食べることができるように、普通のご飯のほかに粥や重湯を用意しています。

おかずを刻んだり、ミキサーにかけて飲み込みやすい工夫もできます。一人一人に合った「食」を提供しています。


身だしなみ

衣服は、みんなが違って当たり前です。

その人の暮らしに合わせて衣服を用意してください。今まで着ていたものを持ってきてご相談ください。

  • 下着は厚手が良い方、薄手が良い方、様々です。
    今までは、どのような物を使っていましたか?
  • パンツの代わりに、リハビリパンツやオムツが必要になった方には、一人一人に合わせた使い方を追求しています。
  • 朝起きたら、顔を拭き、髪を梳かし、歯磨き、お化粧をする方もいます。
    他の方々に会う前の身支度で一日が変わります。
  • 一人で着替えができない方は、職員が清潔な服に着替える介助をします。

寝る

睡眠は体を整えます。

寝る時間は、人それぞれです。夜更かししてテレビを見る人もいれば、早寝早起きの人もいます。

  • 読書をする方もいます。
  • テレビを見ながら、口ずさむ人もいます。
  • 睡眠剤などの薬を服用して、寝ている方もいます。
    薬は服用する時間や薬の量などに間違えがなければ、効果的に睡眠をとることもできます。
  • 夜は介護職員が必ず泊まっています。介護が必要な方は、職員が暮らしを支えます。

排泄する

家の中にはトイレが必ずあります。

人は誰でもトイレで排泄することが習慣になっています。

  • 病気や高齢などの理由により、トイレで排泄することが難しいことがあります。
  • トイレに行きたいと思った時に、漏れることもあります。
    排泄する感覚が薄れることもあります。排泄することは、生命を営む上では必要不可欠なことなので、今できない所をトイレ以外のもので補うことができます
  • トイレで排泄することを基本に考えながら、尿取りパット、リハビリパンツ、オムツなどを個々に合わせて使っています。
    ※特別養護老人ホームの場合、排泄用品の費用は、利用料金の中に含まれています。

お風呂

人は寝ている時にも汗をかきます。

湯につかる。この行為は、日本人の習慣になっている入浴の形です。

ただ、昔からカラスの行水程度だった。とか、シャワーしか入ったことがない。という方も実際にはおりますので、個々に合った形を工夫します。

  • お風呂に入居者様一人で入ることができるのは、ケアハウスで生活している自立している方のみです。
  • それ以外の方は、個浴と言って、ユニットバスではありますが、洗い場や浴槽の周りが広く、職員が介助しやすいお風呂があります。
  • 立つことや坐ることが難しい体になった時には、専用の車椅子のまま入浴できる風呂や寝たまま入れる風呂があります。

日本には、しょうぶ湯、柚子湯など、無病息災を願うための慣習

となっているものがあります。風呂に入りながら、そのような会話が弾む、愉しみが広がる工夫もしています。


からだ

高齢になれば、どこかを患っています。

その「からだ」と向き合い、いたわり、日々暮らしています。

  • ここは、暮らしの場なので、医師はいませんし、病院ではありません。
    看護職員は数名しかいません。
  • リハビリの器具はありません。暮らしの全てがリハビリという考えなので、暮らしを大切に、ご本人のできることを継続します。
  • 平日の日中は看護職員が常駐していますし、夜は自宅で待機しています。急な病状の変化があれば、介護職員から看護職員へ連絡します。医師に診てもらう場合には、救急車を要請することもありますし、落ち着いている場合は、施設の車で病院に通院することもあります。
  • 現代病と言われている生活習慣病としての、高血圧や糖尿病、認知症の方が多くなっていますので、病院で医師の診察を受けることもあります。
  • 特別養護老人ホームには、月2回ずつ2名の嘱託医が、入居者の方々の往診をしています。
  • 高齢になってから積極的な治療をせずに、「くらし」を大切にする方もいます。

動き

自分でできる事は、自分でしてもらいます。

職員がやってくれるから「何もやらない」という考えではありません。

  • できない事は、どのように介護すれば、その方はできるようになるのか。
    一つ一つの動作を見ながら、話を聞きながら、できない事を補う介護方法を見出し、工夫しています。
  • 動くことで、リスクも伴います。転ぶ、骨を折る、アザが出る、熱を出す等、職員が注意をしていても起こることも多くあります。
  • いつもの動きや表情と違うね。に気づけるよう、職員は日々の暮らしを見守り、介護しています。
  • 不測の事態が起きた場合は、病状の原因を確認し、病院に受診することになりますし、その時には家族に連絡をします。
  • 動きの中には、屋外に出るレクリエーションに繋がることもありますし、花壇の花を見に行くこともあります。
  • 動くことで、考えたり、感情(喜怒哀楽)が出やすくなります。
  • 日常の生活により表情の変化があります。穏やかな時間を過ごせるように、くらしの中で、工夫をしている場合も多いです。

時間

みなさん、この世に生を受けてから、さまざまな人生を歩み続けてきたと思います。その想いや考えを教えていただきながら、人生を全うできる時間の一端を職員はお手伝いできるよう、

日々の暮らし、夢、生きがい等、ご本人の時間を大切にします。

  • 特別養護老人ホームとケアハウスには、一日24時間、365日の暮らしがあります。
  • 何を大切に、時間を過ごすか。時間がゆっくりと流れている中で、個々の暮らしがあります。
  • 食事は朝食・昼食・夕食がありますので、この時はお部屋ではなく、食堂で召し上がっていただくことを基本にしています。

面会時間は午前8時30分から午後9時までです。それ以降は、就寝している方が多いので、仕事帰りに寄っていきたい、顔を見てから家に帰りたいという家族の方がおりましたら、職員に相談してください。